一人遊びマスター

 今度のビデオも、家族の日常を綴ったほのぼのホームビデオです。

 30代前半と見えるパパとママと、多分、娘ちゃんは5歳だったと思います。

 この娘ちゃんに、『一人遊びマスター』って言う、知育玩具を与えて、様子をうかがうパパとママでした。

 これって、ミニチュアハウスとか、ドールハウスと言われる代物で、自分で物語を作って遊ぶって言う知育玩具らしいです。

 これがまた、精巧に作られていて、感心したパパがマイクロスコープアダプターを付けた高精細ビデオで渾身の撮影をしたみたいです。

 パパの第一声・・・

「ママ、見て!

 こんなに精巧に再現できると思う?

 特にこの窓のカーテンのシワやヒダまで、忠実に再現しているよ!」

「そうねぇ・・・

 確かにかなりリアル!!

 それより、カーテンのフリンジまで忠実に再現している辺り、注目に値するよ!

 わたし的には、玄関ポーチかな・・・」

「え?

 そーなんだ?

 パパは、中の状態に目を奪われたけど・・

 まずは、入り口なのね。」

「さうさう、屋根の先端部分の突起している感じが、再現できること自体に驚く!

 ピノキオの鼻みたく、ちょっと小生意気に『ヘン!』って感じに上を向いているのが良いね。

 本当に上から見下ろした感じが、そのマンマだった!」

「なるほどぉ。

 ママは、見下ろす感じ。

 パパは、正面に見る感じ。」

「それから、奥のマントルピースの再現度が高い!

 本当に温かそうに見える。」

「本当だ!

 命の温もりを感じる!!」

 とか言っていると、娘ちゃんが・・・

「ねぇ、遊ばせてぇ!

 パパとママはいいから・・・」

 楽しくて仕方ない娘ちゃんであった。

Mary Qin Note

マリー・チャンの覚え書き(ノート)、備忘録ですね。 この名前、小学生の頃のニックネームなんです。 元々は、まりちゃんだったのが、いつのまにか、マリー・チャンって呼ばれるようになったのね。

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