ほのぼのホームビデオ

 やっぱり、普通の家庭の日常を何気なく撮るホームビデオって、ほのぼのしていて良いよねぇ。

 この前見たビデオは、5年生の娘ちゃんが、4年生の時に買ったスクール水が着ることができるか挑戦するものだった。

 どうしても、小さい場合は、新しい水着を新調するコトになっているらしい。

 前の年に買ってもらったスクール水を手にカメラの前に出てきた娘ちゃん、どう見ても小さい感じがした。

 娘ちゃん、シャワーカーテンの向こうに行って着替えていた。

 すると娘ちゃんの声がした・・・

「ママ、小さいよぉ!」

「大丈夫! 伸縮性があって、伸びるから、きっと着れるはずだよ!!」

「ママ、肩紐が届かない!!」

「よし、分かった! ママが手伝う!!」

 とママが言うと、シャワーカーテンの向こうにいる娘ちゃんを助けに行った。

 ママ、強引に水着を引っ引き上げたらしく、娘ちゃんの悲鳴が・・・

「ママが引っ張ってあげるから、肩を入れて!」

「痛いぃ!!」

「痛い。ってどこが?」

「だ、大丈夫・・・」

「さっ、もう少しだ! がんばって!!」

「着れたぁ!!!」

 シャワーカーテンの前に出てきた娘ちゃん、そもそも着丈が足りないから、しっかり食い込んでいた。

 確かに、伸縮性はあるので、身体を締め上げている感じは無かったけど・・・

 娘ちゃん、どう見ても股間が痛そうだったので、すぐに前屈みになってしまった。

 この姿を見て、カメラを回していたパパが、吹き出してしまい、遅れて出てきたママも大笑いしていた。

 でも、当の娘ちゃんは、笑い事じゃないって、半べそになっていた。

「あぁ、これぢゃ、仕方ない。水着を新調するしかないかぁ!」

「ちょっと大きめで、おしゃれなのをお願いします。」

 娘ちゃん、この状況下でも、オシャレ魂は、忘れないのね。

 再びシャワーカーテンの向こうに行った娘ちゃんだったけど、再びママを呼んでいた。

「ママ、脱げない!」

「よし、分かった! 動かないで!!」

 ママ、段ボールなんか切る大きめのカッターナイフ片手に娘ちゃんを救出すべく、シャワーカーテンの向こうに消えていった。

 数分後、娘ちゃん、窮屈なスクール水着から解放された。

 何と、ママは、カッターナイフで水着を快刀乱麻に切り刻んでいた。

 それもそのはず、このママは、下着や肌着、水着とか、廃棄するとき、カッターナイフで刻んでから捨てていると、ビデオの中で言っていた。

 いやぁ、徹底しているものだと、感心した次第です。

ちなみに、動画の女の子は・・・
サイズがぴったりみたいで良かったですね。

Mary Qin Note

マリー・チャンの覚え書き(ノート)、備忘録ですね。 この名前、小学生の頃のニックネームなんです。 元々は、まりちゃんだったのが、いつのまにか、マリー・チャンって呼ばれるようになったのね。

0コメント

  • 1000 / 1000