君、知るか？ ギャルパン??

　さうねぇ、私が中学生の頃から高校生の頃だったかな。

　私の周囲では、ギャルパンなるモノが大はやりでした。

　そもそもの始まりは、小六の頃だったかな。

　紺パンって言うかぁ、ブルマの下に紐パンを穿くのが、はやったのがきっかけでした。

　誰かが、紐パン穿いた状態で体育の授業でマット運動をしたら、紐パンの紐の結び目が脚に食い込んでアザになった・・・

　って、妙な自慢大会が始まったのね。

　すると、小さな金属のフックでサイドを止めるショーツで参戦するモノもいれば、極小スキャンティーで参戦するも、なぜかハミパンになってしまう子もいた。

　お受験用の紺パン(お嬢様パンツ)の下に、ちょと口にするのも憚るような、超セクシーなショーツを穿いてきた人もいたと言う噂が流れたコトもあった。

　どうせ、紺パンやブルマを重ね穿きしているからと言う安心感から、見えないところで、デザインや素材、柄なんかでエスカレートして行ったのでしょうね。

　そんな需要に応えるように、レディースサイズのXS,S,Mで、多種多様なショーツが展開していました。

　私たちは、そんな色とりどりで多種多様なショーツを、ギャルパンと呼んでいました。

　私の場合、鹿の子編みで柔らかい素材で、キャラクターがプリントされてショーツがお気に入りでした。

　あと、パイル地で迷彩柄のショーツなんかも、大好きだったなぁ。

　今では、すっかり見なくなったギャルパン、懐かしい。